こんにちは!
先日こちらの記事レタスの保存方法を実験して比較!【予告編】で宣言した通り、現在レタスの保存方法を比較する実験をしています!
レタスの保存方法を実験して比較!【経過報告〜3日目〜】では3日目の経過をご報告しましたが、3日目の時点では保存方法によるレタスの変化の違いはあまりみられませんでした。
ただ、3日目から7日目までの間に重要な発見がありましたので、先にそちらをご報告します!
それは茎の変色についてです。
【重要ポイント】茎の変色はむしろいいこと?!
前回、今回と引き続き外葉のしんなり感と茎の色の変化をみていますが、
外葉のしんなり感はともかく、茎の色の変化とレタスの鮮度の関連性が曖昧でしたので少し調べてみました。
すると、小学生の素晴らしい研究を見つけました。
こちらです。「レタスの茎の変色のひみつをさぐる」
彼の研究によると、
・レタスの茎が赤くに変色するのは、細胞から赤い液が出るから ・赤い液は、酸素に触れることで出てくる ・細胞が死んでしまうと赤い液は出さなくなる ・赤い液は切り口から数ミリのところで固まり、かさぶたのようになって切り口を塞いでいる ・赤く変色した茎にはカビを防ぐ働きがある |
つまり、茎の変色はレタスの自己防衛反応なのですね。
赤い変色は細胞がまだ生きている証拠でもあるという結果も出ています。
驚きなのは、赤く変色した部分は人間で言うかさぶたのようになって切り口を塞ぎ、さらにはカビを防ぐ働きがあるということ。
ということは…赤く変色するのは、保存する上で悪いことではないかもしれません!!
その視点も押さえつつ、今回7日目の経過をみてみます。
(彼は将来立派なレタス博士になるに違いありません。)
さて、レタスはどのようになっているでしょうか?
レタスの保存方法4つを比較中!7日目の経過報告
1、ノーマル:何もせず、ポリ袋に入れて保存
<3日目>
<今回:7日目>
違い、分かりませんね…写真の撮り方を失敗した感じが否めません。
でも、3日目よりも一番外側の外葉のしんなり感が強まっています。
茎の色の変化はきれいな赤へと強まっています。
2、水で湿らせたキッチンペーパーを切り口に当てる
<3日目>
<今回:7日目>
こちらも葉の様子の変化は、写真ではよく分かりません…完全に写真撮り方を間違えたようですがこのままいきます。
こちらも3日目よりも一番外側の外葉のしんなり感が少し強まりました。
茎の色の変化も強まっていますが、1とは違い赤というよりは黄色に変色しているのが気になります。
3、切り口に小麦粉をまぶす
<3日目>
<今回:7日目>
本当、写真では伝えられず申し訳ないのですが、3日目よりも一番外側の外葉のしんなり感が少し強まりました。
茎の色の変化も強まっています。小麦粉をまぶしたところに、うっすらとカビが生えそうな気配がしたので、一度小麦粉を洗い流し、小麦粉をまぶし直しました。
小麦粉をまぶすのは衛生上あまり良くないのかもしれません。
4、軽く水にさらし、新聞紙にくるむ
<3日目>
<今回:7日目>
外葉の様子の変化はもう上の3つとあまり変わりません。
それよりも、茎、腐りかけてます。
黄色くドロっとしてしまいました。
ヒョエーと思い、5mmほど切り口をスライスしてみます。
良かった。中はまだ大丈夫です。このまま観察を続けます。
7日目の経過:まとめ
写真の撮り方を誤ってしまい、あまり変化をお伝えできませんでした。ごめんなさい。
観察してみると、どの方法でも3日目に比べて7日目のほうが
・外葉のしんなり感
・茎の色の変化
ともに強まっていました。
その変化の強弱に4つの方法であまり差はありませんでしたが、茎の色が赤く変化したもの(1と3)、黄色っぽく変化したもの(2と4)に分かれた点が気になりました。
冒頭で触れた小学生の研究からは、赤い変色はむしろ保存上良いことなのでは説が浮上してきましたので、その点について考察しつつ引き続き実験をしていきます。
なんだか自由研究みたいで楽しくなってきました。
それではまた経過をご報告します!
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